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Mirima Dawang Woorlab-gerring

私たちのチーム

MDWgは、言語担当者、言語学者、長老、コンサルタント、事務職員、および運営スタッフからなる献身的なチームによって構成されています。私たちは多文化的な環境で活動しており、可能な限りミリウング語の使用を広げていくことを目指しています。

MDWgを構成するメンバーの略歴については、下にスクロールしてご覧ください。

DAVID NEWRY
デイビッド・ニューリー(DAVID NEWRY)

ディレクター

デイビッド・ニューリー氏は、1990年代よりミリマ評議会の活動基盤の確立において重要な役割を果たしてきました。また、20年以上にわたり同組織の代表を務めました。同氏は、医療および司法分野における通訳の必要性に関する実現可能性調査を開始した後、2000年にキンバリー通訳サービス(現AIWA)の設立に中心的な役割を果たしました。また、現在Kununurraで成功裏に運営されている複数のアボリジナル組織の設立にも携わりました。現在は、MDWgにおける上級言語・文化コンサルタントであり、文化理解プログラムの主任講師を務めています。言語センターにおける数多くの功績の中でも、ニューリー氏は「ミリウング季節暦(Miriwoong Seasonal Calendar)」の開発を主導しました。この資料は、ミリウング語と文化を、過去・現在・未来の世代へと受け継がれてきた土地とのつながりの中で紹介しています。地域社会における言語および文化のメンターとしての功績が認められ、2011年にはイースト・キンバリー先住民功績賞(East Kimberley Aboriginal Achievement Awards)において、芸術・文化分野の優秀個人貢献賞(Outstanding Individual Contribution to Arts and Culture)を受賞しました。

AGNES ARMSTRONG
アグネス・アームストロング(AGNES ARMSTRONG)

上級言語・文化コンサルタント

アグネス・アームストロング氏は、ワリンガリ・アーツ・センター(Waringarri Arts Centre)を代表する著名なアーティストであるとともに、MDWgの多くの活動に大きく貢献しています。同氏は、言語コンサルタントとしての活動、現地視察への参加、ならびに歓迎のスピーチを通じて、ミリウング語の再興を支援しています。

KNUT J. “KJ” OLAWSKY
クヌート・J・(KJ)オラウスキー(KNUT J. “KJ” OLAWSKY)

CEO兼上級言語学者

KJ・オラウスキー氏は、2005年よりMDWgにおいて上級言語学者兼マネージャーを務めています。同氏は、ミリウング族およびGajirrabeng族の人々と協働し、伝統言語および文化の保存と再興に取り組んでいます。伝統的長老たちによる運営委員会と緊密に連携しながら、オラウスキー氏はミリウング語再興に向けた多様な戦略を立ち上げてきました。その取り組みの一部は、オーストラリア国内においても非常に革新的な事例として注目されています。ミリウング語の維持および再興に向けた同氏の取り組みには、マスター・アプレンティス・プログラム(Master-Apprentice program)やミリウング・ランゲージ・ネスト(Miriwoong Language Nest)など、さまざまな活動の立ち上げが含まれています。言語学者として、オラウスキー氏はガーナおよびペルーの先住民族言語に関する文法書を出版しています。現在は、チームメンバーとともにミリウング語の文法記述に取り組んでいます。オラウスキー氏は、デュッセルドルフ大学(ドイツ)で修士号と博士号を取得しており、これまでにカリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)および言語類型論研究センター(ラ・トローブ大学、メルボルン)において博士研究員を務めました。

TRACEY STRANGER
トレイシー・ストレンジャー(TRACEY STRANGER)

オフィスマネージャー

トレイシー・ストレンジャー氏は、歴史、生態学、そして生物多様性の持続可能性に関心を持っており、それらは伝統文化や言語、特に私たちのコミュニケーションの在り方にまで広がっています。また、人間の脳の働きや、私たちがどのように物事を認識し解釈するのかに強い関心を抱いており、その関心から、メンタルヘルスやコミュニケーション、そして言語が持つ多面的な重要性について理解を深めるため、研究を深めてきました。ストレンジャー氏は、応用科学学士号(微生物学)、マーケティングの大学院ディプロマ、および神経科学の修了証(サーティフィケート)を取得しています。同氏は、古代から続く神聖な土地であるキンバリー地域に強く惹かれました。調和のある社会を築くためには、ミリウング族の言語や物語に息づく基層文化の豊かさを受け入れる必要があると、同氏は考えています。ストレンジャー氏は、ミリウング語と言語文化の再興に向けて取り組む地域活動が拡大する中、MDWgの理事会および運営陣、ならびにミリウング語教師たちとともに活動でき、支援できることに深く感謝しています。また、言語センターの日常運営が円滑に進むよう支援しています。

Indigo Gerrard
インディゴ・ジェラード(INDIGO GERRARD)

事務支援担当

ジェラード氏は、ミリウング族およびNgarinman族にルーツを持ち、ミリウングの地で生まれ育ちました。同氏は、事務および受付業務において豊富な経験を有しています。

ジェラード氏は最近MDWgに加わり、事務職としてのキャリアをスタートさせるとともに、将来的には管理職を目指しながら、ミリウング語と文化への理解を深め、新たなスキルの習得にも取り組んでいます。

ジェラード氏は次のように語っています。「子どもの頃、私は地域の言語を教わる機会がありませんでした。長老の一人とともに焚き火を囲んで座っていたことを覚えています。もしかすると、長老は私たち若い世代に言語を教えたいと思っていたのかもしれませんが、その時間はあまりにも短く、長老は亡くなってしまいました。

この言語を話せる人は多くありませんが、私は地域の言語を学び、流暢に話せるようになりたいと思っています。私は、カントリーに出かけたり、釣りや水泳をしたりすることが大好きです。」

言語教育チーム

GLENNIS GALBAT NEWRY

グレニス・ガルバット・ニューリー(GLENNIS GALBAT NEWRY)

副代表兼上級言語普及担当官

グレンニス・ガルバット・ニューリー氏は、長年にわたりMDWgで活動してきたミリウング族の女性です。同氏は1998年に言語担当者としてMDWgでの活動を開始し、次世代への言語継承に取り組んできました。ニューリー氏は、ミリウングの動物を題材とした児童書を2冊執筆しており、また「ミリウング季節暦(Miriwoong Seasonal Calendar)」の開発において主要コンサルタントの一人としても活躍しました。同氏は、自らの伝統言語がカントリーを守り育てていく上で極めて重要な要素であると強く感じています。

言語普及担当官として、ニューリー氏は絶滅の危機にある言語を子どもや若者に教えるための技能向上に継続的に取り組むとともに、MDWgの一般向け語学講座においても指導を行っています。

SYLVIA SIMON

シルビア・サイモン(SYLVIA SIMON)

言語普及担当官

シルビア・サイモン氏は、2016年から2022年にかけて初めてMDWgで活動しました。

一時的に活動を離れた後、幼児発達プログラムチームに加わるため、MDWgに復帰しました。サイモン氏は、子どもたちに幼い頃から言語を教えることは非常に重要であり、それによって子どもたちが強い精神性と文化を育みながら成長できると考えています。

そして、自らの言語と文化に囲まれて働くことに喜びと誇りを感じており、それが自身の言語と文化を他者と共有したいという思いにつながっています。

また、ミリウング語をより多く用い、他者に教えていくことが、自らの言語を力強く保ち続けることにつながると願っています。

Che Kelly

チェ・ケリー(CHE KELLY)

言語普及担当官

チェ・ケリー氏は、2021年11月より、ミリマ言語文化センター(Mirima Language and Culture Centre)においてミリウング語教師として働いています。

同氏は、長老たちのように流暢にミリウング語を話せるようになることを目指し、新たな語彙を学び実践することを楽しんでいます。また、他者にミリウング語を教えることを通じて、Kununurra周辺に暮らすミリウングの人々への敬意を示し、交流を深めてもらいたいと考えています。また、子どもたちに言語を教えることにも強い関心を持っており、特に次世代のミリウングの子どもたちへの教育を大切にしています。その一環として、子どもたちに最適な方法で教えられるよう、アボリジナル言語教師養成(Aboriginal Languages Teacher Training: ALTT)コースを受講し始めました。

DIANNE DINGLE

ダイアン・ディングル(DIANNE DINGLE)

上級言語普及担当官

ダイアン・ディングル氏は、2016年に姉妹のバーバラさんとともにMDWgに加わり、ほどなくしてランゲージ・ネスト(Language Nest)チームの重要なメンバーとして活躍するようになりました。同氏は、誇り高いミリウングの文化的遺産と再びつながることに大きな喜びを見出しています。ディングル氏は、幼い子どもたちがミリウング語と文化への理解を育みながら成長していくことを支援できることに喜びを感じています。また最近、ALTTプログラムを修了し、認定アボリジナル言語教師となりました。ダイアン氏はその情熱と熱意によって急速に学びを深めており、今後も長老たちと密接に協働しながら、コミュニティにおけるリーダーとなることを目指しています。

ANGELA DINGLE

アンジェラ・ディングル(ANGELA DINGLE)

言語普及担当官

アンジェラ・ディングル氏は、2018年に姉妹であるダイアンさんに続いてMDWgに加わりました。同氏は、すぐにランゲージ・ネスト(Language Nest)チームにおいて信頼される大切なメンバーとなりました。

ダイアンさんと同様に、アンジェラさんは子どもたちを教えることが大好きで、幼い子どもたちがミリウング語と文化への理解を深めながら成長していくことを支援できることに喜びを感じています。

アンジェラさんは、児童書『Doonggerrnging Manggathang』の著者でもあります。

ANGELA DINGLE

ヘレン・ブーンビ(HELEN BOOMBI)

言語普及担当官

ヘレン・ブーンビ氏は、ミリウングの子どもたちが歌や物語、言語活動を通じて言語学習に取り組む姿を見ることを楽しみにしています。ユーモアにあふれた穏やかな人柄により、教室に明るく活気ある雰囲気をもたらしており、同僚の教師たちを支援し励ますことにも喜びを感じています。ブーンビ氏は、優れたミリウング語話者となり、自信を持って教えられる教師になることを目指しています。

IMMARA TAYLOR HANNON

イマーラ・テイラー・ハノン(IMMARA TAYLOR HANNON)

言語普及担当官

イマーラ・テイラー・ハノン氏は、2023年10月より、ミリマ言語文化センター(Mirima Language and Culture Centre)においてMiriwoong語教師として活動しています。

ハノン氏は、流暢なミリウング語話者となることを目指しており、子どもたちに教えるMiriwoong語をさらに豊かなものにするため、新しい単語を学ぶことを楽しんでいます。

また、子どもたちと一緒に活動することを楽しんでおり、「みんなで一緒にインタラクティブなゲームに参加することで、とても楽しく学べる」と語り、それが優れた学習方法であると考えています。

LENA GALLAGHER

レナ・ギャラガー(LENA GALLAGHER)

言語普及担当官

レナ・ギャラガー氏は、約5年にわたりMDWgでミリウング語を教えています。息子の育児のためにしばらく休職した後、2025年にミリウング語教師として復帰しました。

ローズマリー・ブーンビ(ROSEMARY BOOMBI)

ローズマリー・ブーンビ(ROSEMARY BOOMBI)

言語普及担当官

ローズマリー・ブーンビ氏は、2014年よりMirima Dawang Woorlab-gerringで働いています。同氏は、初期のミリウング・ランゲージ・ネスト(Miriwoong Language Nest)の教師の一人でした。

しばらくの休止期間を経て、ブーンビ氏は2025年にミリウング語教師としてMDWgに復帰しました。

言語・リソースチーム

INGRID NINGARMARA

イングリッド・ニンガルマラ(INGRID NINGARMARA)

代表兼言語リソース担当官

イングリッド・ニンガルマラ氏は、2011年にMDWgでの活動を開始しました。同氏は9年間にわたり、マスター・アプレンティス言語プログラム(Master-Apprentice Language Program)に密接に関わりながら、話し言葉データの文字起こしや、地元ラジオ局で放送される「今週の単語」スクリプトの録音などに携わりました。

ニンガルマラ氏は2023年にMDWgに復帰し、幼児期発達パイロットプログラムに携わりながら、子どもたちが言語を学べるようなゲーム、教材、カリキュラムの開発に取り組んでいます。同氏は、ミリウング語やKriol語に囲まれて過ごす時間を大切にしており、それによって自身の言語、文化、そして家族とのつながりをより深く感じています。

FRANCES KOFOD

フランシス・コフォード(FRANCES KOFOD)

上級プロジェクト言語学者

フランシス・コフォード氏は、過去40年間にわたり、イースト・キンバリー(East Kimberley)地域における言語および文化に関する数多くのプロジェクトに携わってきました。その中には、Jarragan語族のすべての言語(ミリウング語、Gajirrabeng語、Gija語)に関する広範な研究も含まれています。

同氏は、ニューイングランド大学のの研究活動に一環としてミリウング語を記録する目的で、1970年代にKununurraを訪れました。コフォード氏は、1978年に修士号(オナーズ)論文として、ミリウング語文法の記述研究を完成させました。また、年長の話者たちの要請に応じて、Gajirrabeng語の記録も行いました1989年には、ミリマ・ダワン・ウラブゲリング言語文化センター(Mirima Dawang Woorlab-gerring Language and Culture Centre: MDWg)の設立にあたりミリマ評議会を支援しました。

現在もMDWgにおいて非常勤で活動しており、文法、辞書、ならびに伝統生態学的知識に関するプロジェクトに取り組んでいます。2009年にミリウング族の人々と協働してコミュニティ辞書を完成させて以降、他の言語学者たちとともに、極めて複雑なミリウング語の動詞体系に焦点を当てたミリウング語文法プロジェクトに取り組んでいます。

JIMMY PADDY

ジミー・パディ(JIMMY PADDY)

言語・文化コンサルタント

ジミー・パディ氏は、西オーストラリア州Kununurra出身のGajirrabeng族の男性です同氏は、7年以上にわたり、Mirima Dawang Woorlab-gerringにおいて言語担当者およびコンサルタントとして活動してきました。

言語・文化コンサルテーション活動の一環として、パディ氏は学校での教育にも携わっています。パディ氏は幼児クラスの指導を楽しんでおり、先住民族の少年たちにミリウング語と文化を教えることに強い情熱を持っています。

また、言語再興のためにテクノロジーを活用することにも強い関心を持っており、言語教材を作成するため、映像・音声編集、スライドショー、およびデータベースソフトウェアを用いた作業にも取り組んでいます。

CONNOR BROWN

コナー・ブラウン(CONNOR BROWN)

言語普及開発担当官

コナー・ブラウン氏は、2019年より言語学者としてミリウング族およびGajirrabeng族の人々と協働しており、2023年にMDWgに加わりました。同氏は、コミュニティの人々が自らの言語と文化を守り継いでいけるよう支援することに強い情熱を持っており、人々の言語能力向上を支えることにもやりがいを感じています。

ブラウン氏は、西オーストラリア大学にて博士号を取得しており、同大学において客員研究員も務めています。MDWgに加わる以前は、Kununurraおよび周辺地域に暮らすミリウング族およびGajirrabeng族の人々によって使用されるKriol語変種の記録および記述研究に携わっていました。コナー氏は、言語間の相互作用による影響や、言語内および言語間における変異、さらに言語がどのように意味を表現するのかという点に特に関心を持っています。また、オーストラリアにおける複数の接触言語に関する研究成果を発表しています。

JOSHUA PEREIRA

ジョシュア・ペレイラ(JOSHUA PEREIRA)

デジタルリソース開発担当官

ジョシュア・ペレイラ氏は、2024年にインターンとしてMDWgに加わりました。デジタル・リソース開発担当官として、同氏はミリウング語の再興支援に継続的に取り組んでいます。

コミュニティの人々および言語学者たちと協働しながら、音韻認識および正書法の認識を高め、より広範な言語再興活動に貢献することを目的とした一連のデジタル教材を開発しています。

2026年のインターンおよびボランティア

マーゴット・エリアソン(MARGOT ELIASON)

マーゴット・エリアソン氏は、以前から言語を学ぶこと、そして言語が人々と土地をどのようにつなぐのかを探求することに関心を持ってきました。

同氏は、ダーウィンにあるARDSアボリジナル法人の法務・司法チームでの通常業務からしばらく離れ、ミリウング語およびKriol語についてさらに学ぶため、MDWgでインターンシップに従事しています。現在は、チャールズ・ダーウィン大学にて応用言語学修士課程を履修しています。

アリーシャ・チョン・カー・ワイ(AALESHA CHEONG KAH WAI)

アリーシャ・チョン・カー・ワイ氏は現在、シンガポールの南洋理工大学において、言語学および多言語研究の学位取得に向けて学んでいます。同氏は、理解を深めたいという尽きることのない探究心に突き動かされ、世界各地の危機言語や先住民族文化に強い関心を抱いています。2026年のMDWgにおけるインターンシップの一環として、活気あるミリウング語再興活動に貢献したいと考えています。